当店は築約100年の町家を改装したお店です。

そしてフロアには客席から見えるお庭が2つあります。

1つはお店に入ってすぐ、エントランスから見えるお庭。

2つ目は奥の蔵の手前にあるお庭。

入り口付近の庭は元々の茶室の庭だったので、露地と呼んだほうが

いいのかもしれません。

こちらには茶室に入るための石の配置、木々が植えられております。

それぞれがバランスよく、全体として良い雰囲気を出しています。


一方、奥の庭は豪華絢爛。

大きく立派な石、灯篭、手水鉢。

これだけの立派な石や灯篭などを揃えた庭はまさにオールスターだと思います。


昔こちらに住まれていた方は、この2つの庭に違ったテーマをもたせ、

シーンに合わせて別々にたのしまれていたのかなと想像します。


さて、今回は手前の露地と呼んだ庭の苔について少し書きたいと思います。

こちらの庭は、生えている木々、苔もすべてもともとの状態のままです。

お店をする前は荒れ放題でしたが、雑草を抜き、水をあげ、手入れをしてあげると

1年目は咲かなかった花も2年目からは咲いてくれるようになり、苔も最近になって

やっと安定して育ってくれるようになりました。

毎年すこしずつ成長をして表情を変えていってくれてます。

最初は剥げていた部分も苔が成長して覆ってくれるようになりました。


前まであの辺一体は違う種類の苔だったのに、今はこっちの種類の苔でいっぱいになってる

なんていうこともあり、自然に苔同士で陣地争いが行われているようです。


その苔ですが、見ると何種類かあるようです。

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調べてみましたが上の写真の苔はスギゴケの仲間かなと思います。

それ以上の詳しい分類は素人の私には無理でしたが形状からしておそらくそうではないかと思いまうす。

下の写真はコツボゴケでしょうか。

形がそのように見えます。

最初の頃の庭にはスギゴケはほとんど生えていなかったのですが最近では圧倒的に勢力を伸ばしています。

ただ、場所によってはスギゴケはまったく生えておらず、コツボゴケが占領している部分もあります。

それぞれに成長に適した環境というのもあるのでしょう。

この陣地争いは日々、私たちに分からないように静かに行われています。

そして気づけばまた庭は表情を変えています。

あっまたこの苔が勢力を増してる!

といったふうに。

そうして徐々に庭全体として成長していってくれています。

この子たちがストレスを感じることなく、ぐんぐんと成長するためのお手伝いを

してあげたいと思います。

水は一日2回。朝と夕方にお客様のご来店される直前です。

よろしければまた庭も覗いてみてくださいませ。

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