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外国語

外国のお客様の数は去年の同じ時期と比べて3倍近くになっております。

インバウンドという言葉をよくニュースなどで見かけましたが、

外国人のお客様の増加は肌で感じております。

当店がオープンして1年、2年目くらいまではほとんど海外のお客様からの

ご予約はありませんでした。

オープン5年目を迎えた今ではお店の周りにも新しいホテルがどんどん出来ましたし、

今後も増えてくると思いますのでますます海外のお客様の数は増えるのではないか

と思っております。

もちろん、海外のお客様にサービスするには英語が話せなくてはなりません。

予約のお電話でも「Hallo.Do you speak English?」とかかってくることもしばしば。

もともと英語が話せるスタッフが充実していたわけではないので、ここ数年間、

サービススタッフは毎日英語を勉強しております。

食材の名前を毎日テスト、お客様のアテンド、料理説明、電話対応など・・・。

毎日朝のミーティングの際に英語の時間を設けて皆で勉強しております。

ただ、もちろんこの時間だけでは到底英語が話せるようにはなりませんから

あとは個々で英会話に行ったり、自己学習をして勉強しております。

私も日々、英語の勉強方法をいろいろと試しながらしていますが、まだまだ努力が必要です。

さらに今の時代、英語を話せるのは当たり前で中国語のニーズも増えてくるでしょうし、

フランス料理ならフランス語もある程度理解したいところです。

まだまだ課題は山積みです。

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通勤

「涼しい」。朝、玄関から出て先ずそう思いました。

最近ずっと京都市中を覆っていたあのムッとする熱気とは明らかに違います。

ふと、真夏の格好をしている自分がとても時代遅れになっているような気分になり、

慌てて街を歩く他の人たちの服装と自分を照らし合わせます。

次の休みは秋の服の準備をしないと。

頭の中を衣替えのことがよぎりました。

肌に当たる空気がとても心地が良かったので自転車をこぐ足にも少しだけ力が入り、

無意識のうちに風を切って走りました。

そのあと心地良い風に当たっている間は、思考が勝手にスリープ状態です。

何も考えられず、ペダルをこぐ足だけが動き、上半身は完全にリラックスモード。

気温が変わると空気の香りも変わります。

涼しい空気はとても優しい香りです。優しい香に包まれてすべてが心地よく感じます。

家の玄関からお店まで約2分。

今までは「まだかなぁ」だったのが、今日は「もう終わっちゃった」になりました。

今日、秋はぐっと距離を縮めてきたようです。

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グロッパ

お花は季節を感じ、たのしむことができるもののなかで一番馴染みがあり、

身近にあるものの一つだと思います。

京都の桜、紅葉を求めてその季節には地球上のあらゆるところからたくさんの

方々がお越しになります。

花は美しく、たのしく、そして人が常に求めているものであります。

もちろん、花の楽しみ方はそれぞれあります。

茶室においての花の考え方や、フラワーアレンジメント、生け花、野生の花などは

それぞれたのしみかたが違うので比べることはできません。

ただ、かたちは違ってもやはり人は花が大好きです。

当レストランにもホールの真ん中に大きなお花をいけて頂いております。

お花屋さんにお任せして、毎週変えて頂いております。

今週のお花はグロッパといってとても珍しいお花だそうです。

お花屋さんも数年ぶりに見たと仰っていました。

そんな貴重なお花を当店に譲って頂いてとてもありがたく思います。

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カトラリー

食事のシーンにおいて、カトラリーはとても重要なアイテムの一つです。

デザインの美しさ、質感、機能性、シーンに合わせたチョイス。

それらは全て重要です。

おしゃれであっても使いにくければ食べにくくなってしまう。

食べやすくて機能的でもその場にあったデザインでなければ、これまた良い空気がうまれない。

どれか一つでも欠けてしまうと、どこか違和感を感じて居心地が悪くなります。

例えば、最高のデザインと機能を持ったフォークがあったとしても、それで「ざるそばを食べてください」

と言われるととても違和感を感じます。

違和感を感じながら食べるお料理は美味しく感じないことでしょう。

そうなってしまうと折角のおいしいお料理も台無しです。

ざるそばはお箸でたべるから美味しいのであると思います。

なので、人によってのこだわりもたくさんあります。

ご自宅でもカトラリーを新調される際、あれこれ悩まれた方も少なくないはず。

最近ではおしゃれなハウスウェアをたくさん扱うお店や、雑貨屋、若手アーティストの作品を

扱うギャラリーなんかも沢山あり、いいものをいっぱい見るとあれもいいなこれもいいなととても悩みます。

私も自宅用のナイフ・フォーク・スプーンを新調するのに悩みに悩んで2ヵ月ほどかかりました・・・。

ただ、食事に合わせて素敵なカトラリーを使うとお食事は一気に盛り上がります。

食事をするのが楽しくなります。同じお料理でもシーンとマッチしたカトラリーで食べるとおいしく感じます。

それだけ、とても重要なアイテムの一つだと思います。

当店のカトラリーはsanbonet(サンボネ)というイタリアのブランドのものです。

シンプルでありながら洗礼されたフォルム、エレガントな曲線で、女性も持ちやすい重さ、サイズです。

メインのお料理にはフランスの代表的なナイフであるライヨールのナイフと、これもフランスの

シルバーウェアの老舗であるクリストフルのフォークです。

食事を楽しむ要素はお料理意外にもたくさんあります。

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新しいものと古いもの

蔵といえば私が小さいころ、島根の祖父の家に帰った際に

親戚へのご挨拶へ回った時に見た土壁の蔵を思い出します。

子供のころの私は「なんでこの建物だけきれいに塗られてないのかな」

という疑問と、あの重厚で謎めいた雰囲気に恐怖を感じていました。

中は真っ暗でも物が山積みになっている。埃っぽくてなんとも気味が悪い。

物陰からとんでもない怪物が出てくるんじゃないかと蔵を見るたびにビクビクしていました。

あれから20年以上経った今、お客様に「ぜひ蔵もご利用くださいませ」と私がご案内することに

なるとは当時の私には到底想像がつきませんでした。

実は当店にも蔵がございまして、現在はそれを改装して個室としてご利用頂いております。

意外とリピーターのお客様からも「蔵なんてあったんだ」といわれることもあります。

ディナーだと薄暗いので見えづらいかもしれませんが、奥側の庭の向こう側に白く塗られた蔵がございます。

蔵でのお食事は蔵だけの特別コースをご用意しておりまして、完全なプライベート空間でお食事をお愉しみ頂けます。

こちらの蔵も、メインのホールと同じように2階部分の床を抜いて吹き抜けにしております。

見晴らしの良い広々とした空間は私も大好きですが、蔵のような窓がなく、何か不思議なものが

隠されているような空間もなんだかワクワクします。

子供の頃「怖い」と思っていたものが、時が経ち、そして人の手が加わると「落ち着く」空間になるのですね。

今は当たり前のようにありすぎて注目されていないけれど、将来、光を浴びるものに変化するというものは

意外と世の中には沢山溢れているのかもしれないですね。

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地蔵盆

「早いなぁ、もうあれから1年経ったのか・・・」

と1年のうちにそう思うことが何回かあります。

私が京都に来てから特にそう思うことが多くなったのは、京都の季節の節目の行事が

たくさんあることを知ったからだと思います。

(あと、年齢によるものもあるかもしれません・・・。)


店に地蔵盆のご案内が届く時も、1年で何度かそう思うタイミングのひとつになっております。


関東の方にはあまり馴染みがないそうですが、関西圏では地蔵盆といい、

子供を守ってくださるお地蔵さんのお祭りが毎年この時期に行われます。

祭りといっても、京都の他の有名なお祭りとは規模は全然違い、町内毎にお地蔵さまを祀るものです。

そしてこのお祭りの主役は子供たちです。

町内毎なので町のいろんなところで小さく行われており、朝から子供たちの楽しそうな声が

あちこちから聞こえてきます。

スケジュールをみても、子供が喜びそうなメニューが豊富です。

おやつは朝と昼過ぎに2回もある!

福引のイベントもある!

お地蔵さんの周りにはおもちゃもたくさん!

お坊さんがお経を唱えている間も大きな数珠を数人の子供たちでぐるぐる回していますが、

これもただ座ってお経を聞いてるよりは子供たちも楽しそう。

それが終わると誰が最初にはじめたのか、自然に水鉄砲でサバイバルゲームのはじまりはじまり。

この日ばかりは親御さんも特別にいろんな禁止事項を規制緩和してお子様を見守っておられるようです。


当店も毎年地蔵盆の時にはお地蔵さんの飾りつけのお手伝いに行っております。

店からは選抜で選ばれた2名が朝7時からお手伝いに行きます。

今年はシェフと若手サービスマンの内田君。

内田くんにお手伝い後のインタビューをしましたら、

「地域の人達が集まって子供のためにこのような行事をしているのはいいなと思いました」

となんとも抽象的な答え。

まじめでよろしいと捉えるか、若いのだからもっと具体的で感情的な意見がほしいとも思いながらも、

よく早起きして手伝ってくれたなと思います。

大文字が終わると涼しくなる、地蔵盆が終わると夏が終わると言われます。

短い夏ももう終盤です。これからは夏の名残を楽しむ時期になりますね。

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当店は築約100年の町家を改装したお店です。

そしてフロアには客席から見えるお庭が2つあります。

1つはお店に入ってすぐ、エントランスから見えるお庭。

2つ目は奥の蔵の手前にあるお庭。

入り口付近の庭は元々の茶室の庭だったので、露地と呼んだほうが

いいのかもしれません。

こちらには茶室に入るための石の配置、木々が植えられております。

それぞれがバランスよく、全体として良い雰囲気を出しています。


一方、奥の庭は豪華絢爛。

大きく立派な石、灯篭、手水鉢。

これだけの立派な石や灯篭などを揃えた庭はまさにオールスターだと思います。


昔こちらに住まれていた方は、この2つの庭に違ったテーマをもたせ、

シーンに合わせて別々にたのしまれていたのかなと想像します。


さて、今回は手前の露地と呼んだ庭の苔について少し書きたいと思います。

こちらの庭は、生えている木々、苔もすべてもともとの状態のままです。

お店をする前は荒れ放題でしたが、雑草を抜き、水をあげ、手入れをしてあげると

1年目は咲かなかった花も2年目からは咲いてくれるようになり、苔も最近になって

やっと安定して育ってくれるようになりました。

毎年すこしずつ成長をして表情を変えていってくれてます。

最初は剥げていた部分も苔が成長して覆ってくれるようになりました。


前まであの辺一体は違う種類の苔だったのに、今はこっちの種類の苔でいっぱいになってる

なんていうこともあり、自然に苔同士で陣地争いが行われているようです。


その苔ですが、見ると何種類かあるようです。

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調べてみましたが上の写真の苔はスギゴケの仲間かなと思います。

それ以上の詳しい分類は素人の私には無理でしたが形状からしておそらくそうではないかと思いまうす。

下の写真はコツボゴケでしょうか。

形がそのように見えます。

最初の頃の庭にはスギゴケはほとんど生えていなかったのですが最近では圧倒的に勢力を伸ばしています。

ただ、場所によってはスギゴケはまったく生えておらず、コツボゴケが占領している部分もあります。

それぞれに成長に適した環境というのもあるのでしょう。

この陣地争いは日々、私たちに分からないように静かに行われています。

そして気づけばまた庭は表情を変えています。

あっまたこの苔が勢力を増してる!

といったふうに。

そうして徐々に庭全体として成長していってくれています。

この子たちがストレスを感じることなく、ぐんぐんと成長するためのお手伝いを

してあげたいと思います。

水は一日2回。朝と夕方にお客様のご来店される直前です。

よろしければまた庭も覗いてみてくださいませ。

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第2回関西チャリティレストラン

昨日行われました「第2回 関西チャリティレストラン」は皆さまからの温かい応援のおかげで無事終了いたしました。

当日は私たちはお手伝いすることが出来ませんでしたが、現場では木津のイタリアン、

リストランテナカモトの仲本シェフがお料理の仕上げして下さいました。

おかげさまでチャリティランチもオープンと同時にあっという間に完売したと聞いております。

この日はくまモンも登場し、会場を大いに盛り上げてくれたそうです。

くまモンはとてもサービス精神旺盛で、ステージ、キッチン、客席にはいってくれて

子供たちともたくさん遊んで下さいました。

頂いた会場の写真をみて楽しそうな雰囲気がとても伝わってきます。

今回は私たちも会場に行くことが叶わず食材提供のみとなってしまいましたが、

今後はぜひ会場でお手伝いもさせて頂きたく思います。

私たちはこれからも食を通して社会に貢献したいと思います。

非常に微力ではございますが、これからも食の面白さ、大切さを発信し、

食のもつ力で世の中を明るくするお手伝いをしたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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蓮と高野槇

お盆なので、とシェフが蓮と高野槇の組合わせを買ってきてくれました。

今日からお盆休みの方も多いのではないでしょうか。
ニュースでは高速道路の渋滞を知らせる情報がたくさん。

せっかくご先祖様がかえって来られるのですから元気なお顔をお見せしないと
いけませんから皆さまもお出かけの際はくれぐれもお気をつけて下さいませ。




8月18日(木)11時より、第2回関西チャリティーレストランが開催致します。

今回はのテーマは「大人のお子様ランチ」ということで当店も熊本の食材をつかったお料理を提供させて頂きます。

他にも関西の素晴らしいお店がこの日だけの特別なお料理を提供して下さいます。

めったにない特別なお食事がお楽しみいただけますのでぜひにお越しくださいませ。

当日は熊本県営業部長のくまモンも会場に来てパフォーマンスをしてくれます!

■日時:8月18日(木)11:00~17:00(予定)

■場所:大阪ガスハグミュージアム(完全バリアフリー)

    2Fエントランスフロア

チャリティーレストラン

12:00~16:30(80食限定。完売次第終了)

■内容:熊本食材を存分に使った、関西・熊本のシェフによるこの日限定「大人のお子さまランチ」

・参加店舗(順不同敬称略)

リストランテ ナカモト(京都府木津川市)

MOTOI(京都市)

さくらぐみ(兵庫県赤穂市)

リンコントロ(奈良市)

サンタプレ(熊本市)

パティスリー ケ・モンテベロ(大阪市)

皆さまのご来場を楽しみにお待ちしております!




8-18 チラシ

八朔

八月朔日(ついたち)の今日は「八朔」

京都の祇園では正装をした芸妓さん舞妓さんが芸の師匠やお茶屋に挨拶に回り、

「相変わりませず、おたのもうします」と感謝を伝えます。

八朔はもともとは旧暦の八月一日にこの時期に実った穀物に感謝をし、祝い、贈り物を交わす行事です。

京都では昔はさまざまな贈り物が交わされたそうです。

当時は貴重だった瓜や茄子などの野菜、そのほか刀や紙、職人に手の込んだ作品を作らせていた人もいたといいます。

そして私たちも八朔の素敵な贈り物を頂くことができました。

伊勢といえば誰もが知っている赤福です。

ただ、今日の赤福はいつもと違い、「八朔粟餅」(はっさくあわもち)と言って今日八月一日だけにつくられる特別なあわ餅です。

伊勢では八朔参宮といって外宮、内宮をに参拝し、五穀豊穣を祈るそうです。

お参りのあとは稔った粟(あわ)で作った餅を食べるのが伊勢の方たちにとっての楽しみだそうです。

八朔粟餅はなかの餅が粟餅で、まわりの餡には黒糖が入っております。

口に入れると赤福餅特有の溶けるような滑らかな餡とあとから追いかけるように黒糖の甘い香りを感じます。

昔の習慣を受け継いでつくられた粟餅はとてもやさしい甘さです。


食材がたくさん稔り、いつも良い食材を分けて頂けることに当店も感謝いたします。

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